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 気候 
 年間の気温や降水量などは、どのガイドブックにも書いてあります。
意外なところでは、雨が降るということです。また、夜間は想像以上に冷え込みますので、冬場は日本と同じ服装でも良いぐらいです。
 観光シーズンは冬場11月〜2月で、12月〜1月がベストと言えます。
逆に、観光に向かない時期は、砂嵐が発生する3月〜4月と日中40度以上になる夏場6月〜8月です。特に砂嵐は日本の台風のようなイメージで、常に発生しているものではありませんが、飛行機が飛ばないなど、観光への影響が大きいです。
 夏場の観光はまだ涼しい午前中に観光し、午後は休憩、夕方からまた観光というのが一般的です。

 衛生 
 エジプトに限らず、海外に行ったら生水は厳禁です。基本的にホテルの水は飲めると言われていますが、あまり多く飲むとお腹を壊しかねません。科学的な調査では、カイロの高級ホテルなどでは、衛生的には問題ないとのことで、口をゆすぐくらいであれば問題なさそうです。
 また、生野菜、氷、なども注意しましょう。重傷になると発熱があるそうです。そんな場合には、迷わずホテルドクターを呼び、注射や薬をもらうと、嘘のように直るみたいです。なお、エジプトでも胃腸薬が売られていますが、(有名なのは、エントシート)副作用が強いものもあるようなので、注意が必要です。
 ちなみに、エジプト旅行中にお腹を壊さなくても、帰国後ほとんどの人がお腹を壊すみたいで、長引くようだったら病院へ行って「エジプトから帰ってきてお腹を壊した」と言いましょう。ごく稀にですが、赤痢などに感染する報告があります。

 治安 
 エジプトのテロなどを除いた一般的な治安は他の欧米諸国より良いです。イスラムの国ということで、「スリ」や「置き引き」でも厳罰に処されるとのことです。
 エジプトの外貨収入のほとんどを観光でまかなっているため、観光収入の減少を狙い(外国人観光客を狙った)、政府を混乱させるためのテロが存在します。さらに近年では隣国イスラエルからの観光客を狙ったテロが発生しています。

近年エジプト国内で発生したテロ
1996年4月:ギザ(銃乱射)
1996年9月:カイロ・考古学博物館前(銃乱射)
1996年11月:ルクソール・ハトシェプスト女王葬祭殿(銃乱射)
2004年10月:シナイ半島・ターバ(爆弾)
2005年4月:カイロ・ハンハリーリバザール(爆弾)
2005年4月:カイロ・考古学博物館裏(爆弾)
2005年7月:シナイ半島・シャルムエルシェイク、ナーマベイ(爆弾)
2006年4月:シナイ半島・ダハブ(爆弾)

1997年のルクソールの事件以降、主な観光スポットでは、厳重な警備がされています。また、街のいたる所には「ツーリストポリス」という観光客を守る警察がライフル銃を持って立っていますが、旅行中は不測の事態への心構えを常に忘れないようにしてください。
 実際にエジプトに行くと、一番身近な問題は道路です。車線は書いてあるものの車は全然違った所を走っているし、現地の人に言わせれば信号機は「飾り」だそうで、信号を守るほうがめずらしいです。くれぐれも交通事故に合わないようにしましょう。

 通貨と物価 
 エジプトの通貨はL.E.(エジプトポンド)で1L.E.=約22円です。また、補助通貨として、PT.(ピアストル)があり、1L.E.=100PT.です。ただし、ピアストルは50PT.以外手にすることがほとんどなく、硬貨はほとんど使われていません。両替などで硬貨が出てきた場合には、ほとんどの場合使えないということになります。
 なぜ、ピアストルや少額の硬貨が使えないかというと、値段が49.75L.E.の物を買い、50L.E.札を出します。でも、大らかな国民性というか、お釣りの25PT.は絶対と言って良いほどくれません。つまり、25PT.以下の少額紙幣や硬貨は流通していないのです。
 ほとんどの店でエジプトポンドとUSドルが使え、大きい店だとカードも使えます。
 物価は、現地の食べ物は総じて安いですが、お土産品は外国人価格で、市場でも結構ふっかけてきますので、半値ぐらいを目標とすれば良いです。注意しなければいけないことは、エジプトの店が全て値切れる訳ではないということです。外国人観光客相手の高級土産店では、定価売りが基本ののところもあるほか、喫茶店なども定価のところが多いです。
  (為替レートは2007年6月のものです)

 チップとバクシーシ 
 チップは他の諸外国と同様で、高級ホテルの枕銭やポーターは1US$.ぐらい。トイレ入り口に居て、紙をくれる人にはサービスを受けたら50PT.〜1L.E.程度のチップをあげましょう。ただ、日本人と見ると、サービスをしていないのにチップをくれと言ってくる人もいるので、その場合にはきっぱりと断わりましょう。
 バクシーシはイスラム圏特有の「富める者が貧しい人に分け与える」という習慣がありますが、働きもせず観光客からのバクシーシ収入だけで、公務員よりも良い生活をする人が多いとのことで、現地の人もバクシーシには応じないのが一般的です。

 遺跡周辺の土産物店と市場(スーク) 
 どこの国でも同じですが、有名な観光スポット周辺では、露店も含めて多くの土産店があります。店の人が「10枚1000円」とか「1ポンド」とか言って寄ってきます。
 ただ、石像やパピルス、レリーフなどは全部偽物と思って良いでしょう。もっとも、偽物でもエジプトのものですし、雰囲気を味わうのであれば安いかもしれません。
 注意しなければならないのは、「1ポンド」と言っているときで、特に南エジプトでよく耳にします。「1ポンド=17円」と思っていると、実は「ヌビアポンド」(実際にこのような通貨は無いのだが)で、エジプトポンドだと10倍になります。買い物の時は、「エジプトポンド」とか「USドル」とかを正確に尋ねましょう。

 エジプト人 
 全員がそうではありませんが、エジプト人はアラブ諸国のなかでもとりわけ人懐っこい性格です。そのため、純粋に親切にしてもらっているのか、だまそうとしているのか分かりにくいのが難点です。
 観光立国のエジプトでは、観光関連の仕事(遺跡周辺の露天のおじさんも)をしている人の収入が一番多く、その次が民間企業、最後が公務員です。ちなみに公務員の平均月収は2万5千円から3万円程度です。

関連リンク
気温と為替
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